この記事では、「編み物をもっと快適に、もっと楽しく」してくれるあると便利なおしゃれアイテムを28点紹介します。
「毛糸と針さえあれば始められる」──そんな気軽さが魅力の編み物。でも実際にやってみると、「毛糸が絡まる」「段数を数え間違える」「仕上がりがなんだかイマイチ」…なんて経験、ありませんか?
そんな小さな“困った”を解決してくれる便利な編み物グッズはたくさんあります。見た目もおしゃれでテンションが上がるアイテムも。
初心者さんから経験者さんまで、「これ欲しかった!」と思える道具を見つける参考にしてみてください。
外出先やお部屋移動して編み物をするときに↓
🧶1. 基本の針は“使いやすさ”重視で!自分に合ったセットを見つけよう
👉 針はずっと使うものだから、手にフィットするお気に入りを選ぶのがコツ。
編み物を始めるとき、まず揃えるのが「針」。シンプルな道具に見えて、実は使いやすさや手触り、素材によって作業効率や疲れ方が大きく変わるんです。だからこそ、自分にとって心地よい「相棒」を見つけるのがとっても大切です。
◆ かぎ針セット|グリップ付きで手が疲れにくい!初心者にもおすすめ
かぎ針は、手の大きさや編む力加減によって相性が大きく分かれます。
特にグリップ付きのものは長時間編んでも指が痛くなりにくく、初心者にも扱いやすいのが魅力。サイズが色分けされていたり、見やすい表示があると、編み図の確認もスムーズです。
私の場合ですが、グリップなしのかぎ針を、最初は使う号数のものだけを1本ずつ購入していました。使いたい毛糸の太さに合わせて買い足していったのですが、だんだん増えてしまって収納時もバラバラに。
数年してからグリップ付きのかぎ針セットを購入しました。グリップがあると指が本当に楽です。最初からセットで買っておけばよかった…ということで、かぎ針はみなさんすでに持っていると思いますが、ご紹介しておきます。
グリップ付きのかぎ針セットです↓

◆ 棒針セット|定番こそ“滑りすぎない素材”を選ぶのが◎
棒針は、素材や重さで編み心地が大きく変わる道具。竹製や木製は手になじみやすく、滑りすぎないので初心者にも安心です。また、サイズが豊富に揃ったセットなら、作品ごとに最適な針をすぐ選べて便利!
◆ 輪針セット|場所を取らずスッキリ編める、収納派にも人気!
輪針はコードで左右の針がつながっているため、広いスペースがなくても大きな作品が編みやすいのが最大のメリット。また、パーツを組み替えられるセットタイプなら、コードの長さや針のサイズを自在に調整可能です。
◆ 縄編み針|模様編み好きさんには必須の1本!
縄編み針は、目を一時的に休ませて立体的な模様を作るための道具。目が外れにくく、編んでいる途中でも安定感があります。模様編みに挑戦したい人の強い味方です。
形の違うタイプを2種類紹介しますね。
🎈2. 毛糸が絡まらないだけでこんなに快適!糸をスムーズに扱う便利アイテム
👉 毛糸を引っ張るたびに絡む…そんなプチストレスを解消してくれるアイテムです。毛糸を引っ張る直前になると編む毛糸の張り具合が違ってきてしまったり、ということがなくなります。
◆ ヤーンホルダー|糸玉が転がらず、編み物に集中!
ヤーンホルダーは、毛糸を固定して糸が転がらないようにする道具。特にテーブルや床に糸を置いて作業する人には便利です。毛糸が勝手に動いて絡まる心配がなく、一定のテンションで引き出せるので、編み目もきれいに揃います。

◆ ヤーンボウル|おしゃれで機能的!見た目も気分も上がる♡
ヤーンボウルは、毛糸をボウルの中に入れて使用するアイテムで、側面に糸を通す切り込みがあるのが特徴。糸が引っかかりにくく、ボウルの中で毛糸がくるくるとスムーズに回ります。インテリアになじむデザインも多く、見た目重視派にも◎

◆ ヤーンガイド|複数色の毛糸も絡まずサクサク進む!
ヤーンガイドは、指に装着して毛糸の流れをコントロールする小さな道具。色を切り替えるフェアアイル編みや多色使いの模様編みでも、糸が絡みにくく、テンションが安定します。作業効率がぐっと上がり、編み目も整いやすくなります。
🔍3. 細かい作業もラクラク!集中力をキープするアイテムたち
👉 暗い糸や細い段にも対応!疲れにくく、編み物時間がもっと心地よく。
◆ ライト付き拡大ルーペ|暗い糸でもハッキリ見える!目の負担を軽減
細い毛糸や濃い色の糸を使うと、どうしても目が疲れやすく、編み間違いの原因に。ライト付き拡大ルーペなら、手元をしっかり照らして大きく見せてくれるので、視認性が格段にアップします。年齢問わず、長時間の作業が多い人には特におすすめです。

拡大鏡については、こちら↓の記事も参考にしてみてください。
👉 手芸や刺繍に便利なルーペの種類を紹介!ルーペ(拡大鏡)を選ぶポイントも解説
🔢4. 編み間違いゼロへ!目数・段数をしっかり管理できるアイテム
👉 「あれ?何段目?」のモヤモヤをスッキリ解消!
◆ 目数・段数マーカー|ボタンひとつで迷子にならない!
段数カウンターは、編み進めながら段数を簡単に記録できるアイテム。手動で回すタイプはシンプルで安心です。複雑な模様編みや途中で中断することが多い人に◎
私の場合は、メモ帳に正の字を書いて段数を数えていました。ですが、「一段編むたびに鉛筆(ボールペン)に持ち替えて線を1本引く」作業は、地味にタイムロスですし、めんどうでした。そんな小さいけど気になるストレスを解消してくれるアイテムです↓
◆ マーカー|目印ひとつで安心感が段違い!
マーカーは、模様の切り替えや増減のポイントに差し込んで使う、まさに編み物の“しおり”のような存在。数段ごとに入れておくだけで、確認の手間が減り、ミスが減って作業効率もUPします。おしゃれなデザインのものも多く、気分も上がります♪
こちら↓はかわいいハート型
下記のようなおしゃれなタイプもあります↓

◆ 目数リング|複数の目数もわかりやすく整理!
目数リングは、輪針や棒針に通しておくだけで目数の区切りがすぐわかる優れもの。複数の模様が同時に入るような作品では、うっかりミスを防ぐため使うと便利です。
◆ 段数リング|繰り返し模様の進行が見える化!
段数リングは、何段目から模様が始まるか・終わるかの目印として使うアイテム。マーカーと似ていますが、段数の切り替え専用で使うと管理がより正確になります。繰り返し模様や複雑な作品に取り組む人の“心強い相棒”です。
📏5. サイズぴったりに編みたい人に!ゲージ&記録アイテム
👉 洋服系やプレゼント作品は、サイズが命。正確に測って理想の仕上がりに。
◆ ニットケージ定規|“ゲージ取り”がサクッとできて、編み図どおりに編める!
編み物で「思ってたより大きすぎた…」「ピッタリにならない…」という失敗、ありませんか?
ニットケージ定規があれば、編み始め前に“ゲージ(10cmあたりの目数と段数)”を簡単に測れて、完成サイズのズレを防げます。 洋服や小物づくりに◎
◆ 編み図記録ノート |進捗・変更メモで迷子にならない!
「どこまで編んだっけ?」問題を解決するのが、記録用ノート(ニッティングノート)。進行状況や自分なりの編み方メモを残しておけば、中断してもすぐに再開できるし、次に編むときの参考にもなります。
表紙のイラストがかわいい編み物ノートです↓

◆ ブロッキングボード|編み上がりをキレイに
編み上がった作品は、そのままだと縮んでいたり歪んでいたりすることも…。
ブロッキングボードを使えば、作品の形がきれいに整います。

🧵6. 仕上げまで手を抜かない!編み終わり・途中に便利な道具たち
👉 途中保存や仕上げ作業がスマートに!作品の完成度もぐっと上ります。
◆ ほつれ止め|途中で編みかけを保存できる“安全ピン”のような存在
途中で作業を中断することも多い編み物。ほつれ止めがあれば、編みかけの目が外れて崩れるのを防げるので安心です。見た目はシンプルでも、ひとつあると安心感が段違い。特に大物作品の途中保存に◎
こちら↓は両開きタイプ
まとまった数、サイズがほしい方はこちら↓

◆ 針キャップ|保管中も安心!針の先端をガード
編みかけの編み目を外れないようにするあみ針用キャップです。小さくても頼れる道具です。
◆ ニット用まち針|針跡が残りにくく、編地に優しい!
普通の待ち針よりも太めで柔らかい素材を使ったニット専用のまち針。編地に刺しても針跡が残りにくく、ピン打ちの作業もラクにこなせる優しい設計です。特に柔らかい毛糸やウール素材のブロッキングには大活躍!
◆ とじ針|糸始末もスムーズに。最後の仕上げ用
編み終えたあとは、糸の始末やパーツのとじ合わせが必要です。とじ針はその作業に欠かせない道具。糸の太さに合った針穴サイズや、丸みのある針先が使いやすさのポイントです。セットで持っておくと便利!
🧺7. ピシッと美しい仕上がりに!アイロン用品
👉 見栄えがまるで違ってきます。
◆ アイロン仕上げ用ピン|仕上げの“形固定”に。ピタッと美しく!
アイロン仕上げ用ピンは、スチームをかける際に作品を所定の形に固定するための必須アイテム。編地が縮んでしまうのを防ぎ、均一な形に整えることができます。ピンの長さや太さも専用設計されていて、布にしっかり固定できるのが特徴。
🎒8. どこでも快適に編み物タイム♪収納・持ち運びに便利なアイテム
👉 おうちの中でも外でも、「今すぐ編みたい!」を叶えるアイテムたち。
棒針の収納や持ち運びに!|くるっとホルダー
棒針をすっきりまとめて収納や持ち運びが簡単に!巻き付けるタイプの棒針ホルダーです。
バラバラになりやすい棒針を一つにまとめることができます。サイズごとに整理してきれいに収納できますよ。
◆ 毛糸収納バッグ|編みかけも道具もまとめてひとつに!
毛糸や道具をすっきり持ち運べるバッグは、カフェ編みや旅行先での作業にもぴったり。トート型なら肩掛けしやすく、ショルダー型なら両手が空いて移動もラクラク。仕切り付きやポケット付きが特におすすめです。
こちら↓はショルダーバッグタイプです

◆ 毛糸収納バッグ(トート型)|おうちでも見た目すっきり!
複数色の毛糸や工具類を整理したい人には、仕切り付きの大容量バッグが便利!ケースの中で毛糸が絡まるのを防いで、見た目もすっきり。
まとめ
編み物は、創造力を発揮できる楽しい趣味ですが、作業が長時間にわたることもあります。そんな時に、便利なアイテムがあれば、作業効率がグンとアップし、快適に編み進めることができますよね。
たとえば、糸が絡まないようにサポートしてくれる「ヤーンホルダー」や「ヤーンボウル」、そして手元をサポートする「ライト付き拡大ルーペ」など、細かい作業がラクになれば、集中力も途切れにくくなります。また、編み間違いを防ぐための「段数カウンター」や「目数リング」なども、作業の精度を高めてくれるアイテムです。
さらに、編み物に必要な道具をすっきり収納できる「毛糸収納バッグ」や「ポータブルワークステーション」は、おうちでも外でもサッと持ち運べる便利さが魅力。これらのアイテムで、外出先でも編み物を楽しむことができ、いつでもどこでも自分のペースで編み物タイムを満喫できます。
あなたの編み物ライフをもっと快適にするために、ぜひこれらの便利グッズを取り入れて、編み物の時間をもっと楽しく、もっとスムーズにしてみてください。
そのほかの編み物関係の記事はこちら↓です。
👉 編み物に必要なものと売っている場所を紹介!初心者キットも
👉 編み物好きな人へ贈るプレゼント!選び方のポイントとアイデア
👉 編み物のブロッキングボード代用品を紹介!100均アイテムなど身近なもので簡単に自作する方法