編み物が飽きて進まない…モチベ維持するために試せるアイデアを紹介

編み物が飽きて進まない…モチベ維持するために試せるアイデアを紹介 ハンドメイドお役立ち
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この記事では、「編み物をはじめたけれど、飽きてしまって完成しない…」という方のために、編み物を楽しく続けるためのアイデアをご紹介します。

「編み物始めてみよう!」とワクワクしながら毛糸と針を手にしたはずなのに、いつの間にか途中で放置…。
「最初は楽しかったのに、なんだか飽きてきちゃった」
「完成させたい気持ちはあるけど、気分が乗らない」
そんな経験、ありませんか?

編み物って、手間も時間もかかるうえ、単調な作業が続くので、意外と“飽きやすい趣味”だったりします。
ですが、ちょっとした工夫やコツで、モチベーションをうまく保ちながら作品を最後まで完成させることができたりもします。

「これならまた編みたくなるかも」
そう感じてもらえたら嬉しいです。

持ち運びに便利な編み物用トートバッグです↓

編み物がなかなか進まない…その“飽き”の正体とは?

「なんだか最近、手が止まってるな…」
せっかく始めた編み物も、途中で進まなくなることってありますよね。
それは決してあなたのやる気がないわけではなく、「飽きる仕組み」が自然とそこにあるからかもしれません。

1. 思ったより時間がかかって、やる気がダウン…

編み物って、見た目以上に地道な時間と手間がかかるもの。
「さくっと1日で完成すると思ってたのに、まだこれだけ…?」と、進みの遅さにがっかりしてしまうことってありますよね。

初心者さんの場合は、1段・1模様を仕上げるのに思いのほか時間がかかります。
達成感を感じる前に、「終わりが見えない…」という気持ちが強くなってしまい、結果として手が止まってしまったり。

この「見通しのなさ」が、モチベーションを一気に奪ってしまう要因になりがちです。

2. 同じ作業の繰り返しで飽きちゃう

編み物って、一定のパターンを淡々と繰り返す時間が続きますよね。
編み物をする時間は、「無心になれる癒しの時間」でもある反面、刺激が少ないことで飽きやすいという一面も持っています。

「何段目かわからなくなっちゃった」
「ずっと同じことしててつまらないかも…」
編み物がもともと持っているリズムは、単調さと隣り合わせ。

だからこそ、途中で「変化」や「楽しみ」をプラスする工夫が大切になってきます。

毛糸が転がらないで引き出せる↓ヤーンボウルです

3. ゴールがぼんやりしてると続けにくい

「とりあえず編んでみよう」で始めるのはとても素敵なこと。
でも、完成後のイメージがぼんやりしていると、途中で「なんのためにやってるんだっけ?」となりがちです。

特に大きめの作品(マフラーやブランケットなど)ほど、明確なゴールや目的がないと、途中で気持ちが揺らいでしまいます。

「誰かにプレゼントしたい」
「寒い日にこれを巻いて出かけたい」
そんな「完成後のワクワクするイメージ」を持っているかどうかで、モチベーションの持ち方が大きく変わってきます。

下記は↓「編み物ノート」です。編んでいる作品や気がついたことなどを書き込んで、モチベーションアップしてみるのも◎

飽きずに編み物を続けるために、今すぐできるモチベーションの保ち方

編み物が進まないのは、あなたの気持ちが弱いからではありません。
ただ、「ちょっと工夫すれば続けやすくなる方法」をまだ知らないだけです。
下記のアイデアはどれも、すぐに試せるものばかりですので、取り入れてみようかなと思うものを試してみてはいかがでしょうか。

1. 小さなゴールを作って「できた!」を増やす

大きな作品をいきなり完成させようとすると、道のりが遠く感じてしまいがちです。
そんなときは、1日でできる小さな区切りを設定してみるのがおすすめです。

たとえば…

  • 「今日はこの10段まで編もう」
  • 「今週は片袖だけ完成させよう」

といった「ちょっと頑張れば達成できる目標」を設定してみましょう。

小さな達成感が積み重なると、「編み物=進んでる実感があること」に変わっていきます。
自然と気持ちが前向きになり、飽きずに続けやすくなります。

2. 時間を決めて編むと、集中しやすくなる

「ちょっとだけ編もう」と始めたはずが、ダラダラ続いて疲れてしまったり、逆に手をつける気力が湧かないこと、ありませんか?

そんなときに役立つのが、時間を区切って集中するテクニックです。

たとえば、

  • 25分編んで5分休憩を取る「ポモドーロ・テクニック」
  • 朝の10分だけ、夜寝る前の15分だけ、など「マイルール」を作る

など、自分に合ったリズムで時間を管理するだけで、グッと集中力がアップします。

短時間でも「今日はここまでやった!」という満足感が得られるので、気持ちよく編み物を終えることができますよ。

下記のようなタイマーを使って、時間を区切って細切れに進めるのも◎

3. 自分だけの「編み物空間」をつくってみる

気分よく編み物を続けるためには、心地いい空間づくりも大切です。

  • 窓際の光が入る場所にクッションを置く
  • 好きなアロマや音楽で空間を演出する
  • 「ここに座ったら編む」と決めた定位置を作る

そんなふうに、ちょっとした「お気に入りの編み物スペース」を用意するだけで、不思議と気持ちが整って、自然と手が動きやすくなります。

場所や雰囲気が変わると、作業そのものが新鮮に感じられる効果も◎

4. お気に入りの道具で、気分をちょっと変えてみる

「この毛糸、手触りが気持ちいい!」
「この編み針、デザインがかわいくてテンション上がる」

そんなふうに、見た目や使い心地にときめく道具を使うのも、モチベーション維持にすごく効果的です。

例えば下記のような↓持ち運びしやすいバッグなどに編み物道具を入れて、いつもと違う場所(リビングや寝室など)に場所を移動してみるのもひとつの方法です。

5. 誰かとつながると、編み物がもっと続けやすくなる

編み物って、自分ひとりでコツコツ進める時間も心地いいもの。
でも、だからこそちょっとした“つながり”が大きな支えになることもあるんです。

ここでは、「誰かとゆるく関わることで、飽きずに編み物を続けられる」そんなヒントをご紹介します。

1. 「今、編んでるんだ〜」と話してみる

家族や友達、職場の人でもOK。
「最近、編み物始めてみたんだよね」とちょっと話してみるだけでも、やる気が湧いてくることがあります。

誰かに話すことで、「途中で投げ出すのはちょっともったいないな」という感覚が生まれたり、
「次話すときまでに、ここまで進めたいな」と思えたりすることも。

無理に「編み物仲間」を探さなくても、ちょっと共有するだけで、自分のモチベーションが変わることもあります。

2. 途中の作品を見せて、リアクションをもらう

「見て見て!いまここまでできたの!」
そんなふうに途中経過を見せ「すごいね!」と声をもらうだけで、やる気がグンとアップします。

InstagramやX(旧Twitter)、LINEのグループなど。進捗をポストしてみると、思った以上に反応があるかもしれません。

「いいね」ひとつでも、「誰かが見てくれてる”という安心感」が、あなたの編み物を支えてくれます。

編み物途中に使うマーカーを下記のような↓おしゃれなタイプに変えてみるのもアイデアのひとつ↓

3. 完成した姿をイメージすると、やる気がぐんとアップ

「完成したら、冬にこれを巻いて出かけよう」
「リビングに飾ったら、毎日ちょっと嬉しくなりそう」

こんなふうに、作品が完成した後のシーンをリアルに思い描くことも、強力なモチベーションになります。

“今”の地道な作業も、「未来の自分が喜ぶため」と思うと、前向きな気持ちに切り替わりますよね。

イメージの力って、実はとっても大きいんです。

「これ、自分で使いたいな」
「大切なあの人に、誕生日プレゼントとして渡したいな」

そう思えるものを編んでいると、自然と完成までのイメージが浮かびます。
目的が明確になることで、「どうせなら最後まで仕上げたいな」という気持ちにもなりやすいんです。

特に誰かへのプレゼントは、「喜んでくれるかな」という想像が原動力に。
心がこもった編み物は、贈るほうも受け取るほうもあたたかい気持ちになりますね。

4. やりきるコツは“完璧じゃなくてOK”の心持ち

編み目がちょっとズレちゃった?
最初に思ってた形とちょっと違う?

それでも大丈夫。
大切なのは「続けること」「楽しむこと」です。

完璧を目指すと、途中で疲れてしまいます。
むしろちょっと不格好でも「自分で最後までやりきった」ことが、すごく大きな達成感になります。

「これはこれで、味があるよね」
そんなふうに、自分の作品にやさしい目を向けてあげてください。

6. 編み物に飽きてきたら…気分転換でリフレッシュしよう

一度手をとめて、ぜんぜん違うことをしてみるのもひとつの方法です。

「どうしても進まない…」そんなときは、無理に続けようとしなくても大丈夫
思い切って、いったん編み針を置いてみましょう。

たとえば、

  • ゲームをして気を紛らわせる
  • 好きな映画やドラマを観て世界に浸る
  • 部屋の掃除や模様替えで気分を切り替える

こんなふうにまったく別のことに集中することで、頭と心がリセットされて、不思議と「また編みたいな」という気持ちが戻ってくることがあります。

飽きずに続けるためには「休むこと」も立派な戦略と考えて、焦らず、自分のペースで続けてみましょう。

まとめ

編み物が途中で止まってしまうのは、よくあること。
でも、それは「向いてない」わけでも、「根気がない」わけでもありません。

飽きてしまう原因には、「時間がかかる」「単調な作業が続く」「ゴールが見えにくい」など、ちゃんと理由があります。
だからこそ、

  • 小さなゴールを作る
  • 時間を区切って集中する
  • お気に入りの道具や空間で楽しむ
  • 誰かに話す・見せることでモチベUP
  • 思い切って編み物から離れてみる

こうしたちょっとした工夫を取り入れてみるだけで、ぐっと続けやすくなります。

大切なのは、「楽しい」と感じる自分の気持ちを大切にすること。
編み物は、あなたのペースでいいんです。
無理なく、自分らしく楽しみながら、ぜひ作品完成までの道のりを味わってください。

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