「ダイヤモンドアートを始めてみたいけど、セットがいろいろあって違いがよくわからない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
初心者の方にとっては、「何をそろえればいいの?」「セットの違いってなに?」「道具は全部入ってるの?」といった疑問がつきもの。
せっかく始めたい気持ちがあるのに、最初の一歩でつまずくのはもったいないですよね。
この記事では、そんな悩みを解消するために、ダイヤモンドアートに必要な道具の基本から、セットの違い・選び方まで、やさしく丁寧にご紹介します。
「はじめてでも安心して始められる」そんなきっかけになれば嬉しいです。
この記事で紹介しているキットは、初心者でもすぐに始められる内容になっています。たとえば、以下のようなセットがあります
届いてすぐに始められます

ダイヤモンドアートに必要な道具とは?
ダイヤモンドアートを始めるには、いくつかの基本的な道具が必要です。
とはいえ、すべてを個別にそろえるのはちょっと面倒。
多くのキットには最初からセットになっていますが、それぞれどんな役割があるのか知っておくと安心です。
以下では、初心者が最初にチェックしておきたい5つのアイテムを、1つずつご紹介していきます。
キャンバス(図案つき・粘着あり)
ダイヤモンドアートの「土台」となるのがキャンバスです。
絵柄があらかじめ印刷されていて、ビーズをどこに貼るかがひと目でわかるようになっています。
表面には粘着がついていて、ビーズをのせるとそのまま固定される仕組みです。
初めての方は、小さめのサイズから始めると、途中で挫折しにくく達成感も得やすいですよ。
今回、「キャンバスのみ」をAmazonや楽天市場で探してみたのですが、私の調べた限りでは見つけることができませんでした。デザイン&ビーズのセット(だいたいがペンやトレイ付)というものが多かったです。
道具付き

ダイヤモンドビーズ
作品を彩る主役が、この小さなビーズたちです。
光を反射してキラキラと輝くビーズは、サイズやカットの種類もさまざま。
キャンバスの絵柄に合わせて、色ごとに分けられた状態で入っていることがほとんどです。
「ラウンド型(丸型)」と「スクエア型(四角型)」の2タイプがあるので、初心者さんは貼りやすいラウンド型から始めるのがおすすめです。


ビーズがつかみやすくなるピックアップペン
ビーズをつまんで、キャンバスにのせるための専用ペンです。
先端がほんのり粘着質になっており、ビーズが吸い付くように持ち上がるので、ピンセットよりも扱いやすいのが特長です。
1個ずつ置くシンプルなタイプのほかに、3連・6連といった「複数ビーズを一度に置ける」タイプもあります。

ビーズトレイ
ビーズをそのまま袋から出すと転がってしまって大変。
そこで活躍するのがビーズトレイです。
小さな溝が入っていて、軽くトントンと振るとビーズが自然に向きを揃えて並ぶので、ピックアップしやすくなります。
作業中に色を切り替えることが多いので、複数のトレイがあると便利です。

ワックス(またはジェル)
ピックアップペンの先にちょこんと付けて使う、接着補助アイテムです。
少量のワックスを入れることで、ビーズがペンに吸着しやすくなるという仕組み。
ほとんどのスターターキットに含まれていますが、使い切りタイプもあるので、長く続けたい方は別途ストックしておくと安心です。

セットにはどんな種類があるの?
ダイヤモンドアートの「セット」には、実はいくつか種類があります。
パッと見ただけでは違いがわかりづらいかもしれませんが、実際には中身や目的が異なるので、選びやすさも変わってきます。
ここでは、よくある2タイプのセットについてご紹介します。
まずは1作品試せる「スターターセット」
初心者の方が最初に手に取りやすいのが、「スターターセット」と呼ばれるもの。
これは、作品を1つ完成させるために最低限必要な道具がすべて入っているセットです。
特徴としては:
- キャンバス(図案つき)が小さめで取り組みやすい
- 必要なビーズもすべて付属
- ピックアップペン、トレイ、ワックスも含まれている
一方で、ビーズの保管用ケースやピンセットなどの便利グッズは入っていないことが多く、「まずは1回やってみたい!」という方にぴったりです。

道具がしっかり揃った「快適フルセット」
もっと快適に作業したい方や、「これからも続けたい」と思っている方には、「快適フルセット」タイプが向いています。
こちらは、スターターセット(図案は除く)に加えて:
- ビーズを整理できる収納ケース
- 細かい作業に便利なピンセット
- 複数ビーズを同時に取れる多機能ペン
- 作業しやすくするラベルシールやマットなど
といった、細かい便利グッズがセットになっていることが多いです。
特にビーズの色数が多い作品をつくる場合、収納ケースがあるだけで作業効率がぐっと上がります。

下記のセットは、バッグタイプになっているので、作業場所を移動することが多い方には便利です。

初心者がセットを選ぶときのポイントは?
「種類はわかったけど、結局どっちを選べばいいの?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、初心者さんが後悔しないための3つのチェックポイントをご紹介します。
とはいえ、実際にどれを選べばいいの?と悩む方も多いですよね。
そこで、あなたの状況に合ったセットがひと目でわかる早見表をご用意しました。
特徴 | 向いているセット | 理由 |
---|---|---|
初めてで試してみたい | スターターセット | 小さいサイズ&道具一式入り |
趣味として続けたい | 快適フルセット | 収納ケース付きで効率的 |
すでに道具を持っている | 単品購入 | 必要なものだけ選べる |
1. どれくらい本気で始めたいか
まずは、「ちょっと試してみたい」か、「継続して楽しみたい」かを考えてみましょう。
- 気軽に体験してみたいなら…スターターセットでOK
- 趣味として続けたいなら…収納ケースなどがついた快適フルセットがおすすめ
自分の「続ける可能性」に合わせて選ぶのがポイントです。
2. 持っている道具があるかどうか
すでにダイヤモンドアートに必要な道具をいくつか持っている場合は、あえてシンプルなセットを選ぶのもアリです。
逆に、「何も持っていない」「全部初めて」の場合は、道具一式がそろったタイプの方が失敗しにくく安心です。
3. 作品のサイズや飾りたい場所
どんな作品を作りたいかも、セット選びの大事なヒントになります。
- 小さめの可愛い作品を作りたい → コンパクトなスターターセットで十分
- 大きめでインテリアに使いたい → フルセット+大きめキャンバスのセットが向いています
作ったあとに飾る場所も考えながら選ぶと、完成後の満足度もアップしますよ。

【まとめ】
ダイヤモンドアートを始めるときに、「どのセットを選べばいいの?」と悩む方は少なくありません。
でも、ポイントをおさえれば、ぴったりのセットを選ぶことは決して難しくありません。
まずは、自分にとって必要な道具が何かを知り、「どんなスタイルで楽しみたいか」をイメージしてみてください。
- 気軽に始めたい人は、1作品分が揃ったスターターセット
- 快適に続けたい人は、収納付きのフルセット
最初の一歩がスムーズにいけば、その後の楽しさはもっと広がります。
ぜひ自分に合ったセットを見つけて、ダイヤモンドアートの世界を楽しんでくださいね。