この記事は、ハロウィンイベントのアイデアに迷っている方へ向けて、年代別におすすめの企画をご紹介しています。
「子どもたちが楽しめるイベント、何がいいかな?」「お年寄りにも無理なくできる企画ってある?」——そんなふうに、年齢やシーンに合わせたイベント内容に悩んでいませんか?
ハロウィンってワクワクする行事だけど、いざ企画しようとすると「どこから考えればいいのか分からない…」と手が止まってしまうこと、ありますよね。
この記事では、保育園・親子向け、高齢者施設向けなど、それぞれの場面に合わせた「ちょうどいいアイデア」をまとめました。どれも準備しやすく、みんなで一緒に楽しめる内容になっているので、「これやってみようかな」と思えるはずです。
読んだあとには、イベントの企画がスムーズに決まって、準備もワクワクしてくるはず。気になるカテゴリから、ぜひチェックしてみてください。
記事内で紹介している、羽織るだけで仮想ができるカボチャの着ぐるみです↓

季節イベントやギフトのアイデアを一度に探せるまとめページはこちら
→ ギフトや季節のハンドメイドまとめ
ハロウィンイベント選びで失敗しない3つのポイント
まずはイベント選びでつまずかないための基本ポイントをチェックしておきましょう。
イベントを選ぶときにありがちなのが、「盛り上がりそう!」と直感で決めてしまって、いざやってみると参加者に合わなかった…というパターン。
ここでは、そんなミスマッチを防ぐための3つのチェックポイントをご紹介します。
年齢層に合わせた「安全性」と「難易度」
参加する人の年齢や体力に合わせて、無理のない企画を選ぶことが大切です。たとえば、子どもにとっては小さなパーツの誤飲が危険だったり、高齢者にとっては立ちっぱなしのゲームが負担になったりします。
下記のような視点でチェックしてみてください。
- 小さな子ども向けなら:誤飲防止のため、小物は大きめ&やわらか素材が安心
- 高齢者向けなら:座ってできるレク、力を使わない遊びがおすすめ
- 幼児~小学生向け:シンプルでルールがわかりやすいものが◎
迷ったら、「体を動かす系」「工作系」「見る・聞く系」の3つに分けて、それぞれ無理なく参加できるかを基準にすると選びやすくなります。
イベントの雰囲気が盛り上がる!大きめのハロウィン柄背景です↓

イベントの「場所・時間・人数」に合うか?
会場の広さや人数に合わないイベントを選んでしまうと、うまく回らなかったり、盛り上がらなかったりします。
事前に下記のような点を整理しておくと安心です。
- 開催場所:室内か屋外か、広さはどれくらいあるか
- 時間:1つのイベントにかけられる時間は何分くらいか
- 人数:一度に参加する人数は何人か、グループに分ける必要があるか
たとえば、スタンプラリーやくじ引きは少人数でも大人数でも対応しやすく、時間が前後しても成り立ちます。
一方、ビンゴ大会やミニゲームは一斉にスタートした方が盛り上がるので、時間と人数の調整がカギになります。
そろえておくと便利なハロウィン柄スタンプです↓

買いやすく・準備しやすい材料がそろうかどうか?
せっかく楽しそうなアイデアでも、材料が手に入らなかったり、準備に時間がかかると大変ですよね。
準備する側の負担が少なくて済むアイデアを選ぶのも、成功のポイントです。
事前準備がスムーズに進むかどうかも重要なポイントです。以下のような条件がそろっていれば安心です。
- 100均やAmazon、楽天などで必要な材料がすぐ揃う
- 工作なら、ハサミとテープで完結するようなシンプル設計
- 代替品で工夫できる柔軟性があるか
「準備が簡単かどうか」は、限られた時間と人数で準備しなければならない運営者にとって大切なポイントですよね。
記事内では、各アイデアごとにおすすめアイテムへのリンクも紹介しているので、ぜひ活用してください。
イベント会場やカード、景品のラッピングなど、用途の広いハロウィン柄シール↓

【全世代共通】誰でも楽しめる!万能ハロウィンアイデア
年齢やシーンを問わず使える「定番イベント」は、企画者の味方です。
「この企画なら誰でも楽しめる!」という、年齢問わず使いやすい万能イベントを集めました。どれも準備しやすく、盛り上がりやすいのが特徴です。
スタンプラリー:家でも施設でもOK!遊びながら巡る冒険ゲーム
ハロウィン風のスタンプ台紙を片手に、チェックポイントを巡るスタンプラリー。
場所を選ばずに楽しめるので、保育園やデイサービス、ホームパーティーにもぴったりです。
→ 子どもだけでなく、高齢者の歩行訓練として取り入れてみてはいかがでしょうか。
こんな工夫でより楽しめます:
- スタンプ台紙はハロウィン柄で演出感アップ
- 子どもにはキャラスタンプ、高齢者向けには大きめで押しやすいものを選ぶ
- ゴールで景品を用意してモチベーションアップ
ハロウィン柄の小さめスタンプです↓

ゴールで渡す景品は、こんな「ハロウィン感のある鉛筆セット」↓もおすすめです。
見た目が楽しく、実用性もあるので、もらった子どもたちも大喜び。小分けしやすいので、人数が多めのイベントにも対応しやすいです。

スタンプ台紙が見つからないときは?ポストカードで代用するアイデア
「ハロウィン柄のスタンプ台紙って、意外と見つからない…」という方には、
ハロウィンデザインのポストカードを「スタンプ台紙」として代用する方法もあります。
実際私も、「ハロウィン柄 スタンプ台紙」でAmazonや楽天市場を探しましたが、しっくりくるものを見つけることができませんでした。
そんな中、見つけたのがポストカードです。ポストカードという選択肢に気づいたとき、これなら代用できるかも!と感じました。
すでに完成されたかわいいデザインが多く、印刷いらずでそのまま使える・スタンプを押すための適度な余白がある、この2点がそろっているデザインを選んではいかがでしょうか。
ネットや100円ショップでも気軽に手に入るので、「準備の時短」や「ちょっとした映え」にもぴったりです。
ただし、注意点もひとつ。
ポストカードの紙質によってはスタンプのインクをはじいたり、にじんでしまったりすることがあるので、油性インクのスタンプを使うなど、少し工夫してみてください。
※ 油性インクを使うと手や衣服につく可能性があるので、幼児には水性スタンプがおすすめです。
「専用グッズを用意しないと…」「デザイン探して、印刷して…」と悩んでいる方にとっては、ちょっと気がラクになる代用アイデアとして紹介しました。
ハロウィン柄のポストカードです↓

スタンプラリーは、歩くだけ、押すだけなのに、ちょっとした冒険気分が味わえます。アレンジ次第で年齢問わず楽しめるのが魅力です。
くじ引き大会:景品付きで盛り上がる!年齢を問わず楽しめる工夫
くじを引くだけのシンプルな遊びなのに、なぜか盛り上がるのが「くじ引き」のすごいところ。
紙くじ、ボックス型、ガチャ風など、演出次第でいろんな楽しみ方ができます。
年齢別にアレンジも!くじ引きの工夫アイデア
工夫次第でこんなアレンジもできます:
- 子どもには「お菓子くじ」や「色で景品が決まるくじ」
- 大人には「ウケるお題つき」「仮装アイテムが当たるくじ」
- 高齢者向けには「座ったままで引ける」工夫を
景品の準備は、小さなおもちゃや光るアイテム、お菓子の詰め合わせなどが人気です。
くじ引きのアイテム選びに迷ったら、次のどちらかを選ぶとスムーズです。
景品まで一括で準備したいなら、こちら↓の「おたのしみ景品セット」が便利。くじ紙もついていて、抽選箱だけあればすぐ使えます。内容も子どもウケ◎です。

景品は自由に選びたい!という方には、番号ボールつきの「抽選箱セット」↓がおすすめ。イベント感が出て、みんなの注目も集まります。

仮装&フォト:記念に残る定番イベント
仮装して写真を撮るこの定番セットは、どんな世代にも好評です。
フォトブースがあるだけで、一気にハロウィンらしさがアップ。記念にも残ります。
準備のポイントはこんな感じです:
- 背景布や飾りガーランドで、空間づくりが簡単
- 仮装は「帽子だけ」「マントだけ」など手軽さ重視でもOK
- フォト小物(メガネ・吹き出し・かぼちゃフレームなど)でさらに楽しく
フォトブースづくりに迷ったら、次の組み合わせがおすすめです。
- 背景は、ハロウィン背景布があれば雰囲気バッチリ。壁に貼るだけで一気に写真映え空間が完成します。
- 衣装は、簡単に着られるマントタイプのキッズ用かぼちゃマントがお手軽。上から羽織るだけで仮装気分になれます。
- 大人も一緒に楽しむなら、洋服の上からかぶれる男女兼用のパンプキン着ぐるみも◎。親子でおそろいコーデにすれば、フォトブースがさらに盛り上がります。
フォトスポットを作ると、自然と人が集まり、会話も生まれるのでイベントの雰囲気がグッと良くなります。
ハロウィン柄の背景です↓

服の上から羽織るだけでOK!子供用マントです↓

大人用では、こんなユニークなものも!こちらも服の上から羽織るだけでOKです

○×クイズ:豆知識で盛り上がる参加型レク
ハロウィンにまつわる豆知識や雑学を○×で答えるクイズは、幅広い年齢層が一緒に楽しめるレクリエーションです。
たとえば:
- ハロウィンの起源にまつわる豆知識(「ハロウィンはアイルランドが起源。○か×か?」など)
- お菓子や仮装に関する楽しいひっかけ問題
- キャラクターや映画にちなんだクイズ など
○×カードを手に持ってもらってもいいし、部屋の左右に「○」「×」を設置して移動してもらうのも◎。
正解した人にちょっとしたプレゼントを用意すれば、盛り上がり度もアップします。
より盛り上げたいなら、音と光で答えを演出できる○×ピンポンブー↓が便利です。「ピンポーン!」「ブッブー!」の音と一緒に、参加者のテンションもアップします!

問題を考えるのが大変…という方には、クイズ本を一冊持っておくと便利です。ユニークで思わず「えっ?」となるようなネタがたくさん載っていて、子どもから大人まで楽しめます。
【保育園・親子向け】小さな子でも安心&楽しいイベント
ぬりえ&スタンプ:その場で楽しめるアート系レク
まだ集団ルールが難しい年齢の子どもたちには、ぬりえやスタンプなどの「その場で楽しめるあそび」がぴったりです。ハロウィン柄のキャラクターやかぼちゃ、オバケなどを使えば、季節感もバッチリ。
- 印刷済みのぬりえシートがあるとすぐ始められる
- スタンプは水性タイプやスポンジスタンプなら小さな子でも扱いやすい
- 完成品を飾って「作品展」にすると保護者にも喜ばれます
ぬりえは市販品でもいろいろありますが、以下のようにタイプ別で選ぶと◎です。
「ハロウィン感重視」なら、下記のようなぬりえブックセット。モンスターや魔女などの絵柄がたっぷり詰まった8冊セットです。(ただし、線が細かめなので年少さんにはやや難しく感じるかも)

「みんなでワイワイ派」には、ロールタイプも◎。机いっぱいに広がる長いぬりえは、複数人で同時に楽しめてコミュニケーションも広がります。テーマはハロウィン限定ではないですが、自由に物語を作る楽しさがあります。

おばけ釣り:集中力も育つミニゲームレク
段ボールや厚紙で作った「オバケ」たちを磁石やフックで釣り上げるゲーム。ルールはシンプルですが、手先の器用さや集中力が自然に育つので、保育園や親子イベントにいかがでしょうか。
「おばけ釣り」のざっくりとした作り方は、
- 画用紙やコピー用紙におばけやがいこつの絵を印刷・手描きして、裏に磁石を貼り、釣り竿には磁石かクリップをつけるだけ。(紙皿に顔を描いて「オバケ」をつくるだけでもOK)
- ストロー+タコ糸+磁石で、釣り竿も簡単に手作り
- 釣った数で小さな景品を渡すと、さらに盛り上がります
もし手作りが時間的に難しければ、下記の「はちのすあそび」の玉入れセットをハロウィン仕様にアレンジするのもひとつの方法です。
実際に「ハロウィンっぽい釣りセット」をさがしてみましたが、通販サイトでは、夏用のお魚系、水を使う釣りセットが多かったです。その過程で見つけたのが下記の「はちのすあそび」↓でした。
景品をハロウィン風、クリスマス風、などに変えれば、通年使えるのでコスパもいいな、と感じました。
はちのすあそびは釣りではないけれど、景品を入れ替えるだけでハロウィン風にアレンジできそうだと思ってピックアップしています。
「はちのすあそび」はこちらです↓

【高齢者向け】無理なく楽しめるハロウィンレクリエーション
風船バレー:安全に動けて楽しい軽運動レク
イスに座ったままでもできて、転倒リスクも少ないのが風船バレーの魅力。無理なく身体を動かしながら、笑顔や声が自然とあふれるレクとして高齢者施設でもよく活用されています。
- テーブルや角のある家具は事前にどける
- ハロウィン柄の風船を使えば、雰囲気も楽しめる
- バレーのルールをアレンジして、1対1やチーム対抗も可能
- テーブルや角のある家具は事前にどける
- あまり動けない方には「応援役」として参加してもらっても◎
下記のような100個セットなどを用意すれば、使いきれなかった風船を壁や天井につるして「装飾用」にも活用できます。

かぼちゃ工作:飾って楽しめる季節感レク
手を動かしながら季節を感じられる「簡単工作」は、高齢者レクでは定番です。細かい作業が難しい方でも、シール貼りや色紙を重ねるだけの簡単ステップにすれば、達成感も味わえます。
季節のモチーフを使った工作は、手指の運動にもなり、完成したあとの達成感も味わえます。作った作品を飾ることで、空間に季節感が出てイベント感も倍増します。
- 折り紙でかぼちゃを折る
- モールや紙コップでハロウィンランタンを作る
- 完成品を飾る→「作品ギャラリー」にすると場も華やかに
ハロウィン気分が盛り上がる「ハロウィン折り紙」↓
だいだい×くろのシンプルな両面折り紙はこちら↓

紙芝居&歌:見る・聴く系の穏やかレク
激しい動きが苦手な方には、聴いて・見るレクリエーションがおすすめです。ハロウィンの紙芝居や秋の童謡を取り入れることで、無理なく「季節感」を感じられます。
- 紙芝居はハロウィン以外でも楽しめるものを選んでもOK。年間を通じて活用できます
- 音楽を流して一緒に歌ったり、口ずさんでもらうのもOK
- 演出役のスタッフがちょっと仮装すると、場が和みます
お化けの話でハロウィン感も↓
みんなで一緒に懐かしい歌を歌えるタイプ↓

まとめ
ハロウィンイベントは、ちょっとした工夫で子どもから高齢者まで、幅広い年代が一緒に楽しめる時間になります。この記事では、全世代共通で使える定番アイデアから、年齢別におすすめの企画までご紹介してきました。どれも準備がしやすく、身近なアイテムで実現できるものばかりです。「安全性」「場所や人数に合うか」「材料が揃えやすいか」といった視点をもとに選べば、企画に迷うことも減り、準備もスムーズに進むはず。
まずはできそうなところから、ひとつ試してみるのがおすすめです。参加者の笑顔や反応から、新たなアイデアもきっと見えてくるはずですよ。この記事が、あなたのイベント準備をちょっとラクに、そして楽しくするヒントになればうれしいです。
「次は何を作ろう?」と思ったら、
まとめ記事・ギフトや季節のハンドメイドからアイデア探しをしてみてください。。