ハトロン紙は代用できる?トレペ・模造紙など7つの代用品&ハトロン紙を買える場所も紹介

ハトロン紙は代用できる?トレペ・模造紙など7つの代用品&ハトロン紙を買える場所も紹介 ハンドメイドお役立ち
記事内に広告が含まれています。

この記事では「ハトロン紙の代用品と、ハトロン紙を買える場所」について紹介します。

洋裁で型紙を写すときによく登場する「ハトロン紙」。 家庭でちょっとしたハンドメイドを楽しみたいとき、わざわざハトロン紙を買うのも面倒だったり、近くの店舗に売っていなかったりすることもありますよね。

この記事では、ハトロン紙の特徴や「家にあるもので代用できる?」「代用品にはどんなものがある?」という疑問について解説しています。

最終的に、代用ではちょっと不安…という方のために、ハトロン紙を通販で購入できる方法や具体的な商品も紹介しています。

こちら↓がハトロン紙です

ハトロン紙ってどんな紙?特徴と用途

「型紙に使う紙って、どんなのがいいの?」と調べると、よく目にするのが「ハトロン紙」という名前。でも、名前だけ聞いてもピンとこない人も多いのではないでしょうか。

ハトロン紙とは、薄くてやや透け感があり、ほどよい強度をもつ紙のこと。洋裁では布の上に置いても柄がうっすら見えるため、型を写し取るときに便利です。また、鉛筆やボールペンなどでも滑らかに書けて、破れにくいという特徴があります。

特に、繰り返し使う型紙や、大きめのパーツを写す作業にぴったり。チャコペーパーでのなぞり書きや、ハサミでのカット作業でもヨレにくいので、ストレスが少ないのもポイントです。

製図やトレースなど、洋裁以外の用途にも使われますが、ハンドメイド好きさんにとっては「型紙用の定番アイテム」として定着しています。

ハトロン紙は代用できる?代用品7選

ハトロン紙がすぐに手に入らないときでも、代用できる紙は意外といくつかあります。ただし、選ぶときのポイントは「透け感・強度・サイズ」。写しやすさや切りやすさに影響するので、自分の用途に合わせて選ぶのが大切です。

ここでは、「この紙でも代用できる?」という例を7つご紹介します。それぞれの特徴と向いている場面も合わせてチェックしてみてください。

これから紹介するハトロン紙の代用として利用できる素材を比較すると、以下のようになります。

素材透け感強度サイズコスト備考
トレーシングペーパー透け感抜群だが少し割高。A3サイズ程度。
模造紙安価で大判だが、透けにくい。
クッキングシート家庭にあり便利だが、サイズが小さい。
方眼紙(100均)直線が引きやすいが、透けにくい。
コピー用紙貼り合わせ可変コスパ良いが、手間がかかる。
不織布丈夫で繰り返し使用可能。透け感に注意。
半紙手軽に入手可能だが、サイズと強度に制限あり。

ロールタイプのハトロン紙です↓

① トレーシングペーパー:透け感は抜群だけど少し割高

トレペ(トレーシングペーパー)は、設計図やイラストのトレースにも使われる紙で、透け感はダントツに高く、線もくっきり見えます。型紙として使えば、下の布の柄やラインがとても見やすく、細かい作業にもぴったり。

ただし、サイズが小さめなものが多く、価格もやや高めなのがネック。大きな型紙を作りたいときは複数枚を貼り合わせる必要が出てくるかもしれません。

② 模造紙:大判で安価、透けにくいので注意

学校のポスター作りなどでも使われる模造紙は、手に入りやすく、サイズも大きくて安価。ざっくりとしたパターンや、大型の型紙を作りたいときに便利です。

注意点としては、紙の厚みがあるぶん、下の布や線が透けにくいという特徴があること。型をなぞる作業よりも、写し取り済みの型紙をカットして使うときに向いています。

③ クッキングシート:家庭にあって便利!でもサイズは小さめ

「今すぐ何かで代用したい!」というとき役立つのがクッキングシートです。透け感もほどよくあり、手元にあることが多いため、気軽に使えます。

ただ、幅が狭くサイズも限られるため、大きな型紙作成には向きません。袖口やポケット、ポーチなど小物を作るときの型紙など、小さめパーツの型紙になら◎。

④ 方眼紙:まっすぐ引けるけど、透けにくい

100円ショップなどで手に入りやすい方眼紙(グリッドペーパー)も、代用品として使うことができます。マス目があるので線がまっすぐ引きやすくて、寸法を測るのが楽です。

透け感がほとんどないので、布や元型の上に置いてトレースする使い方は難しいかも。パターンを書き起こす作業には便利ですが、写す作業にはあまり向いていません。

⑤ コピー用紙を貼り合わせる:コスパ◎、でも手間がかかる

A4サイズのコピー用紙をセロテープなどで貼り合わせれば、大判の紙として代用可能です。どこにでもある紙なので、コスト面では◎。

ただ、継ぎ目が増える分、線を引くときに歪みやすかったり、カット時に引っかかることも。あくまで「手元に他の紙がないときの応急対応」として考えてみてはいかがでしょうか。

⑥ 不織布(ラッピング用など):丈夫で繰り返し使える、透け感に注意

不織布は、園芸用やラッピング用として100円ショップでも手に入る素材で、型紙の代用としても利用されています。

便利な点としては、

  • 丈夫で破れにくく、繰り返し使用可能。
  • 大判サイズが多く、大きな型紙にも対応できる。

注意点があるとすれば、

  • 透け感が少なく、下の図案が見えにくい。
  • 鉛筆やペンのインクが乗りにくい場合がある。

手芸用・型紙用の不織布を見つけましたのでご紹介しておきます。↓

⑦ 半紙:手軽に入手できるが、サイズと強度に制限あり

半紙は書道用として手に入りやすいです。

型紙の代用として使う場合は、下記のような点で便利です。

  • 薄くて透け感があり、下の図案を写しやすい。
  • 入手しやすく、価格も手頃。

注意点としては、

  • サイズが小さくて、大きな型紙には不向き。
  • 紙質が柔らかく、破れやすい。

小物や部分的な型紙作成には適していますが、洋服全体の型紙には不向きです。

※番外編:新聞紙って使えるの? → 簡易的ならアリ

「新聞紙での代用」は、透け感や強度の点で、あまり向いていませんインク移りや、紙質のゴワつきが気になる場合もあります。

簡単な型や、試しに形をとってみる程度であればじゅうぶん使えることも。練習用や仮型紙として、手軽に使うぶんにはアリだと思います。

ハトロン紙を使いたい人へ:買える場所を紹介

ここまで読んで、「代用品だと厳しいかも」と思った方に向けて、ハトロン紙が買える場所を紹介します。

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入する場合はこちら↓

どこで買える?(手芸店・文具店・通販)

「やっぱりハトロン紙を購入してみようかな」という方のために、購入できる主な場所をまとめました。

購入場所特徴注意点
手芸店(ユザワヤ、トーカイなど)洋裁用に特化した商品が手に入る。スタッフに相談できるのも◎店舗によっては取り扱いがないことも
文具店・画材店製図用のハトロン紙がある場合も。大判サイズが充実洋裁向けではない場合がある
Amazon・楽天などの通販サイズ・厚みのバリエーション豊富。比較できて便利実物を見られないので、レビューをよく読むのがカギ

とくに近くに手芸店がない場合は通販が便利です。用途に合ったサイズや厚みが選べて、自宅に届けてもらえるのがありがたいです。

Amazon・楽天で買えるハトロン紙

Amazonや楽天市場など、通販で購入できる洋裁用のハトロン紙を紹介します。

ハトロン紙ロールタイプ

使いやすいリールタイプのハトロン紙です↓

薄手ハトロン紙 5枚入り

ロールタイプを買うほどではない(そんなにたくさん使わない)という方は5枚入りのタイプがおすすめです。↓

型紙用の不織布

下記は型紙用の不織布です。手作り工房MYmamaさんのお店で見つけました。

手芸用・型紙用不織布です↓

まとめ

この記事では、「ハトロン紙の代用はできるの?」「そもそもハトロン紙ってどんな紙?」と疑問をもった方に向けて、特徴やおすすめの代用品、購入先を紹介しました。

ハトロン紙の最大の魅力は、透けるのに丈夫で、大判で使いやすいこと。とはいえ、「今すぐ必要」「ちょっと試したい」というときには、手持ちの紙や100円ショップのグッズなど、代用品で十分対応できる場面もあります。

細かい型紙を正確にとりたい・繰り返し使いたいといった場合には、本来のハトロン紙の使い心地が安心。ネットで気軽に買えるので、一度試してみるのもおすすめです。

用途やシーンに合わせて、ぴったりの紙を選ぶ参考にしてください。

▼関連記事

error: Content is protected !!