この記事では、リードディフューザースティック(棒・ラタンスティック)の交換時期の目安や、長持ちさせるためのちょっとしたコツ、交換に便利なリードディフューザースティックをご紹介します。
香りで空間を彩ってくれるリードディフューザー。その香りが「なんだか弱くなったな…」と感じたとき、ふと気になるのが「スティック交換タイミング」です。いつ替えればいいのか、何を目安に判断すればいいのか迷ったことはないでしょうか。
この記事では、「ディフューザーの香りが弱まったのはスティックのせい?」「そろそろ替えた方がいい?」といったモヤモヤを、解消できるようにまとめました。参考にしてみてください。
スティックのみ必要な方へ↓無印のラタンスティックです↓
リードディフューザーのスティック、交換の目安は?判断に迷わないチェックポイントまとめ
リードディフューザーの香りが「最近あまり感じられないな…」と思ったとき、それはスティックの交換サインかもしれません。スティックは、オイルを吸い上げて香りを空気中に拡散する役割を担っています。つまり、スティックの状態が香りの広がりに直結するのです。
交換時期の目安は「1〜2ヶ月」:環境によって変わります
一般的に、リードディフューザーのスティックは1〜2ヶ月に1回の交換が目安とされています。ただし、これはあくまで平均的なサイクル。実際には以下のような条件によって前後します。
- オイルの種類や濃度
- 使用しているスティックの素材(例:ラタン・ファイバー)
- 使用環境の温度や湿度(夏場や乾燥した部屋では揮発が早まる)
- スティックの本数と裏返し頻度
とくに高温多湿な夏や暖房の効いた冬は、香りの消耗が早くなる傾向があります。逆に、空調が穏やかな季節や風通しのよい部屋では長持ちすることも。
「使い始めから何日経ったか」だけでなく、「最近の部屋の状態と香りの感じ方」も判断材料にすると、より自然に交換タイミングを見極められますよ。
スティックの「劣化サイン」5つ
スティックの劣化は見た目や香りの変化でわかります。以下のような状態が当てはまるなら、交換を検討してみてはいかがでしょうか。
「もう〇日経ったから」ではなく、香りの強さとスティックの見た目をチェックするのもおすすめ。判断しやすいシンプルな方法です。
香りがほとんどしなくなってきた
オイルがまだ残っているのに香りが弱い…そんなときは、スティックの吸い上げ力が低下している可能性が高いです。
無印良品の公式サイトで、下記のように紹介されています:
「香りが弱まりましたら、ラタンスティックを上下逆にしてご使用いただくか、新しいラタンスティック(別売)と交換してください。」
— 無印良品 ラタンスティックの商品説明より
スティックが埃っぽい、変色している
空気中のほこりやオイルの酸化により、スティックが黒ずんだり黄ばんだりすることがあります。見た目に清潔感がない状態も、交換のサインです。
スティックが湿気でベタついている
長期間使用したスティックは、湿気を吸ってベタつくことがあります。手に持って明らかにぬめりや重さを感じるなら替え時です。
スティックがオイルで飽和している
スティックの毛細管現象が限界に達すると、オイルを吸い上げても香りが拡散されにくくなります。触ったときにオイルが染み出すほどならNGです。
香りを変える予定があるとき
香りを新しくしたい場合は、必ずスティックも新しいものに交換しましょう。前の香りが残って混ざってしまうと、せっかくの新しい香りが台無しに。

使いやすくてコスパも◎ ディフューザースティック3選
スティックの交換タイミングが分かっても、「どんなスティックを選べばいいの?」と迷う方は多いですよね。素材やデザインの違いによって、香りの広がり方や持続性、見た目の印象まで大きく変わります。
ここでは、初心者でも扱いやすく、コスパも良好なおすすめスティックを3タイプに分けてご紹介します。用途や好みに合わせて選んでみてくださいね。
扱いやすいラタンタイプ(迷ったらコレ)
リードディフューザーのスティックといえば、まず思い浮かぶのが「ラタン素材」。天然の葦(あし)でできており、程よい吸収力と香りの拡散力のバランスが取れているのが特徴です。
・価格がリーズナブルで、まとめ買いしやすい
・ほとんどのディフューザーオイルに対応
・本数の調整で香りの強さをコントロールしやすい
はじめてディフューザーを使う方にも、扱いやすさという点で非常におすすめです。
ラタン素材のリードディフューザースティックです↓

長く香りが続く!吸収力に優れたファイバー素材
香りの広がりや持続時間を重視したい方におすすめなのが、ファイバー素材のスティックです。合成繊維で作られているため、オイルの吸い上げがとてもスムーズで、部屋全体に香りがしっかり行き渡ります。
・香りの持ちが長く、少量のオイルでも効果を発揮
・ラタンよりも見た目が均一で美しい
・カビや変色に強く、清潔感を保ちやすい
「ラタンでは香りが物足りなかった」「部屋が広くて香りが届きにくい」と感じていた方は、ぜひ一度試してみてください。
ファイバー素材のディフューザースティックです↓
インテリア映えも叶える、おしゃれデザインタイプ
香りだけでなく見た目にもこだわりたい方には、カラー付き・デザイン性の高いスティックがおすすめ。最近では、ガラス瓶やナチュラル雑貨と相性の良いブラック・ホワイト・グレー系のカラーラタンや、リボン風スティック、リーフ型の装飾付きスティックなども登場しています。
・香り+インテリアとして楽しめる
・来客時にも「見せたくなる」おしゃれ感
・ギフト用ディフューザーにもぴったり
「機能性も欲しいけど、お部屋の雰囲気に合うものが欲しい」方はこちらもチェックしてみてください。
ロールタイプのリードディフューザースティックです↓

長持ちさせるにはどうする?交換頻度を減らすためのケアのコツ
「スティックを頻繁に交換するのは面倒…」という方に向けて、香りの持ちをよくするためのちょっとしたコツをご紹介します。日常的にできる簡単なケアばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
スティックは月に1〜2回、上下をひっくり返す
同じ面ばかりオイルを吸っていると、吸収が偏ったり詰まりやすくなります。スティックの上下を入れ替えることで、香りの広がりが復活しやすくなります。
置き場所にも注意!直射日光と風通しの悪い場所はNG
ディフューザーは「見た目重視」で置かれがちですが、香りの持ちを考えるなら場所選びも重要です。
直射日光の当たる場所や、風通しの悪い閉めきった空間は、オイルの揮発が早くなったり、スティックが湿気でダメになりやすくなります。
おすすめは、空気がほどよく流れる日陰の場所。玄関やトイレなども適度な換気があると香りがよく広がります。
詰まり防止には「スティックの本数を減らす」のも手
香りが強すぎる場合は、スティックの本数を減らすことで香りのコントロールができますし、1本あたりの劣化スピードも多少遅くなる傾向があります。最初は多めに、慣れてきたら調整してみてください。
ちょっとした工夫で、スティックの交換頻度はグッと減らせます。お気に入りの香りを長く楽しむためにも、ぜひ試してみてください。
まとめ
リードディフューザーの香りが弱くなったとき、「オイルがなくなったのかな?」と思いがちですが、実はスティックの劣化が原因であることも多いです。
お気に入りの香りを長く楽しむためには、スティックの選び方やケア方法にも少し気を配ることが大切です。今回ご紹介したアイデアやアイテムを活用して、香りのある暮らしの参考にしてみてください。